
イオン銀行カードローンは専業主婦の利用者が多いと言われておりますので、今回はどこくらいの属性なら通過できるか?できないか?説明させていただきます。
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イオン銀行カードローンとは?専業主婦でも借入可能な理由
イオン銀行カードローンは、専業主婦(主夫)でも申込み可能な数少ない銀行カードローンです。本人に収入がなくても、配偶者に安定した収入があれば、最大50万円までの借入が可能となっています。
なぜ専業主婦でも借りられるのか?
銀行カードローンは総量規制の対象外であることが最大の理由です。総量規制とは、貸金業法により「貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入れができなくなる」という規制のことです。
しかし、銀行カードローンは貸金業ではない為関係がないのです。銀行法には総量規制のようなものはない為、収入のない専業主婦でも借入ができるのです。
イオン銀行カードローンの基本スペック
イオン銀行公式サイトの商品概要によると、以下の条件となっています。
- 申込条件: 満20歳以上、満65歳未満
- 金利: 年3.8%~13.8%(変動金利)
- 限度額: 10万円~800万円(10万円単位)
- 専業主婦の限度額: 最大50万円まで
- 返済額: 月々1,000円から(借入残高に応じて変動)
専業主婦の審査基準

専業主婦がイオン銀行カードローンの審査に通過するためには、配偶者の信用力が最も重要な判断基準となります。審査で確認される主な項目は下記になります。
① 配偶者の年収と雇用形態
専業主婦本人に収入がないため、配偶者に安定かつ継続した収入があることが必須条件です。一般的には以下の基準が目安とされています。
審査通過の可能性が高い配偶者の属性
- 年収300万円以上の正社員・公務員
- 勤続年数3年以上
- 大手企業や上場企業勤務
- 安定した業種(製造業、公務員、金融など)
審査が厳しくなる可能性がある配偶者の属性
- 年収200万円未満
- 勤続年数1年未満
- 非正規雇用(契約社員、派遣社員)
- 不安定な業種(水商売、日雇いなど)
② 配偶者の信用情報
配偶者の個人信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター)の記録も審査対象となります。以下のような情報があると審査に悪影響を及ぼします。
- 金融事故情報: 債務整理、自己破産、個人再生の履歴(5~10年間記録)
- 延滞情報: クレジットカードやローンの支払い遅延(3ヶ月以上の延滞は特に厳しい)
- 多重申込: 短期間(6ヶ月以内)に複数のカードローンやクレジットカードに申込んでいる
③ 配偶者の他社借入状況
配偶者に既存の借入がある場合、返済負担率が審査のポイントとなります。一般的に、年収に対する年間返済額の割合が30~40%を超えると審査通過が厳しくなります。
具体例: 年収400万円の配偶者の場合
- 年間返済可能額: 400万円 × 30% = 120万円
- 月間返済可能額: 約10万円
- 既存の住宅ローン月8万円がある場合: 残り2万円がカードローンの返済可能額
この場合、イオン銀行カードローンで借入できる金額は限定的となります。
審査通過の具体例|どのような属性なら通過できるか?
実際に審査に通過しやすいケースを、具体的な属性例とともに解説します。
ケース①【審査通過の可能性: 高】
専業主婦Aさん(35歳)の家庭状況
- 配偶者: 38歳、上場企業勤務(正社員)、年収550万円、勤続12年
- 他社借入: なし
- 信用情報: 良好(クレジットカード利用歴10年、延滞なし)
- 住宅状況: 持ち家(住宅ローン残高1,500万円、月々7万円返済)
- 申込金額: 30万円
判定: ✅ 審査通過の可能性が非常に高い
配偶者の年収が安定しており、勤続年数も長く、信用情報に問題がありません。住宅ローンはありますが、返済負担率は約15%(年間84万円÷550万円)と余裕があります。
ケース②【審査通過の可能性: 中】
専業主婦Bさん(42歳)の家庭状況
- 配偶者: 45歳、中小企業勤務(正社員)、年収420万円、勤続8年
- 他社借入: 自動車ローン残高120万円(月々2.5万円返済)
- 信用情報: 概ね良好(過去に1回、クレジットカード支払いが1ヶ月遅延)
- 住宅状況: 賃貸(家賃月8万円)
- 申込金額: 50万円
判定: △ 審査通過の可能性はあるが、減額または否決のリスクあり
配偶者の年収は基準を満たしていますが、自動車ローンがあり、過去に軽微な延滞履歴があります。50万円の満額は厳しく、30万円程度に減額される可能性があります。
ケース③【審査通過の可能性: 低】
専業主婦Cさん(29歳)の家庭状況
- 配偶者: 31歳、派遣社員、年収280万円、勤続2年
- 他社借入: 消費者金融から50万円(月々1.5万円返済)、クレジットカードリボ払い30万円
- 信用情報: やや問題あり(過去2年以内に2回の支払い遅延)
- 住宅状況: 賃貸(家賃月7万円)
- 申込金額: 30万円
判定: ❌ 審査通過は困難
配偶者の年収が低く、雇用形態が不安定です。さらに、他社借入が既に年収の約29%に達しており、過去の延滞履歴もマイナス要因となります。
審査通過率を上げるための実践的アドバイス

専業主婦がイオン銀行カードローンの審査に通過するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
① 希望限度額は控えめに設定する
専業主婦の場合、最初は10万円~30万円程度の少額で申込むことをおすすめします。限度額50万円を希望すると審査のハードルが上がるため、まずは少額で信用実績を作り、後から増額申請する方が賢明です。
② 配偶者の信用情報を事前確認する
申込前に配偶者の信用情報を開示請求(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターで各1,000円)し、問題がないか確認しましょう。もし延滞情報があれば、完済後6ヶ月以上経過してから申込むと審査通過率が向上します。
③ 他社借入を整理してから申込む
配偶者に複数の借入がある場合、可能な限り完済または残高を減らしてから申込むことが重要です。特に消費者金融からの借入は、銀行からの評価が厳しくなるため、優先的に返済しましょう。
④ イオン銀行との取引実績を作る
イオン銀行の普通預金口座を開設し、給与振込や公共料金の引落などで取引実績を作ると、審査で有利に働く可能性があります。一般的に、メインバンクとして利用している金融機関の方が審査に通りやすい傾向があります。
⑤ 必要書類を正確に準備する
審査に必要な書類を事前に準備し、正確に提出することが重要です。
専業主婦の申込に必要な書類
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 配偶者の収入証明書(限度額50万円を超える場合や審査で求められた場合)
配偶者に内緒で借入できるのか?契約までの流れ

イオン銀行カードローンのお申し込みには公式サイト、店頭、郵送があります。
ステップ1.お申し込み
ほとんどの方が早くて簡単で利用されている公式サイトで説明します。
申込項目に必要事項を入力して送信します。この際に専業主婦の方は配偶者の勤務先や年収を入力します。
ステップ2.仮審査(保証会社による審査)
審査結果は最短で当日〜翌営業日にメールまたは電話で通知されます。
ステップ3.本審査・本人確認
仮審査に通過すると、本審査・契約手続きに進みます。
下記の必要書類を提出します(本人確認書類のみでOK)。
- 運転免許証またはマイナンバーカード
- 健康保険証+公共料金領収書でも可
また、在籍確認については専業主婦の場合行われていないようです。
さらに、契約者以外つまり配偶者への在籍確認もありません。
ステップ4.契約・カード発行
審査に通過したら、契約内容の確認と電子契約を行います。オンラインで完結でき、印鑑や郵送手続きは不要です。
また配偶者の同意も不要です。
契約完了後、「ローンカード(イオン銀行カードローン専用)」の発行手続きに入ります。
ステップ5.ローンカードの受け取り
カードは契約完了後、約1週間~10日程度で自宅に郵送されます(簡易書留)。このカードを使って、イオン銀行ATMや提携ATM(コンビニATMなど)から現金を引き出せます。
また、カードが届く前に「口座振込サービス」を利用すれば、カード到着前に借入することも可能です。
内緒で借入は可能
以上の様に配偶者の同意、収入証明書、在籍確認は不要なため内緒で借入することは可能です。ネット上口コミなどを見ると、内緒で借入している方もいるようです。
また公式サイトでも配偶者の同意が必要だとも書かれておりません。しかし、配偶者の年収や職業で審査されるので、同意を得るのは必須だと言えます。
まとめ
イオン銀行カードローンは、配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも借入可能な貴重なサービスです。しかし、審査は決して甘くなく、配偶者の信用力が重要な判断材料となります。
リスクと注意点
カードローンは便利な反面、計画的に利用しなければ家計を圧迫するリスクがあります。金融庁の調査によれば、利用者の約15%が返済に困難を感じているというデータもあります。
借入前には必ず返済計画を立て、月々の返済額が家計に無理のない範囲かどうかを確認しましょう。
またご主人に内緒で借入できたとしても返済遅れが出てしまうと、連絡がいく場合もありますので注意しましょう。もしも返済金にお困りの方は専業主婦でも融資可能な当社ソフト闇金スターズへご相談ください。



