クレカの限度額を上げる

もしもクレジットカードが今月もっと使えていたら欲しい商品が買えて、キャッシングしなくて済んだかもしれません。もちろんどちらも返済しなければなりませんが、クレジットカードは一括払いだったら利息が掛かりませんのでどちらがお得か明確でしょう。特にソフト闇金からしか借入できない方はだいぶ違うと思いますので、今回はクレジットカードの限度額を上げる方法を解説させていただきます。

クレジットカードの限度額について

そもそもクレジットカードにはショッピング枠(割賦枠)とキャッシング枠があります。ショッピング枠は買い物に必要な枠ですので必ずついていますが、キャッシング枠は希望すれば付く枠です。クレジットカードの契約書や明細を見ればあなたの限度額が分かります。
ただし両方とも限度額まで利用できるわけではなく、ショッピング枠が基準となります。例えばショッピング枠が50万円、キャッシング枠が10万円が限度額の場合、ショッピング枠が満額50万円使い切っている場合はキャッシング枠は使えない仕組みです。

限度額はどうやって決まるのか

まずクレジットカードの限度額はクレジットカードの種類によって変わります。各カード会社によっても変わりますし、ゴールドカードやブラックカード等グレードによっても違いが出ます。公式サイトを見ていただければ限度額が記載されておりますが、あくまで最大値ですのでご注意ください。

審査によって決まる

クレジットカードも金融会社と同じで審査によって限度額が設定されているのです。審査内容は年収、職業、クレヒス(クレジットカードの利用履歴)などです。
そしてショッピング枠の割賦枠には法的な決まりもあります。

割賦枠とはなにか

割賦枠とはクレジットカードの支払いで分割やリボ払いに使用する枠です。
以前お伝えさせていただきましたが、キャッシングでは貸金業法により年収の1/3までとなっていますが、割賦枠も割賦販売法により支払見込み額の0.9%に定められております。

支払見込み額とは

支払見込み額とは年収から『法律で定められた生活維持費』と年間のクレジット債務を引いた金額です。

法律で定められた生活維持費について

これは一人暮らしの方が住宅ローンなしの持家であれば90万円、住宅ローン有や賃貸だったら116万円、家族が増えれば生活維持費が増えるようになっています。詳細は経済産業省の『基本となる生活維持費』をご参考ください。

クレジットカードの限度額を上げる方法

限度額バク上がり?

限度枠を上げるにはカード会社に依頼します。そこで審査の上判断してくれます。最初にクレジットカードを発行して以来クレヒスも積んでいることでしょうし、年収もUPしているかもしれません。その為依頼すれば数時間で限度額がアップしてくれる会社もあります。

カード会社によっては2日~1週間かかる場合もありますので、仕事などで使用頻度が上がっている方は事前にお申し込みください。

勝手に上がる場合もある

またクレジットカードは勝手に限度額が上がっている場合があります。クレヒスが良ければ上がっている場合もありますので、契約書ではなく明細や会員サイト、また直接カード会社にお問い合わせいただければ確認できます。

限度額が上がらない時

カードを発行して半年の場合は上がらない場合が多いようです。

またクレジットカードはキャッシングとは違い使用した方が実績となります。例え年収がUPしていても使用していなければ不利に働くのです。
ただしクレジットカードは後払いの為、計画的に使用しないとカード破産になってしまいますのでご注意ください。