担保の必要性について解説

当社ソフト闇金スターズでは担保不要です。
また一般の方が利用される消費者金融でも担保は必要ありません。
しかし金融でよく聞く担保。また闇金の漫画などでも必ずと言っていいほど出てきますので、当社の債務者ではなじみがないと思われる担保について解説させていただきます。

なぜ担保が必要なのか?

銀行や金融会社から、事業資金など高額な借入になると担保を準備する必要があります。
それは融資を受ける時は約束どおりに返済しないといけませんが、予期せぬトラブルや失敗などが原因で準備できない場合もあります。このようなことが起きた時に、債権者側の金融会社の損害を回避する為に担保で返済を求める仕組みです。
債務者は返済できないと担保を処分するはめになり、債権者が貸付金を回収する流れになります。

担保が無いと借入金額が減らされる

基本的に債権者側が求める担保の種類は人と物があります。
銀行から資金を借りる方法は無担保でもできますが、利用可能額が制限されます。担保がない場合は債務者の信用を元にして貸し付けを行い、信用状況や勤務状況などを確かめて審査を行う方法です。これらの方法は銀行や消費者金融会社のカードローンやキャッシング、クレジットカードのキャッシング、銀行のフリーローン、ソフト闇金などがあります。
この場合は連帯保証人が不要で審査結果が出るまで時間が短いですが、借入限度額が少なく金利が高くなることがデメリットです。担保ローンの金利は高くても3%が一般的ですが、担保が無いと最大で18%、ソフト闇金では月4割~と高くなります。返済ができなくなった場合は担保があれば処分すれば借入額を減らせますが、なければ不可能な為注意が必要です。

当社ソフト闇金スターズでも無担保融資ですが、同じように無担保の為初回は10万円までに制限させていただいております。

物的担保とは

一概に担保と言っても2種類あります。その一つが物的担保です。

物的担保は債権者が所有している財産をあてることになり、不動産や土地、株券、有価証券などが該当します。種類は質権、抵当権、譲渡担保があり、どの段階で債権者に渡すかで変わってきます。
質権は借り入れをした時点で債権者に預けることで、抵当権は借金が返せないことが判明して処分できる権利です。
譲渡担保はあらかじめ債権者に所有権を渡しておき、債務の弁済が終わった時点で返してもらえることになります。

人的担保とは

保証人になるということとは

人的担保は債務者が債権者に借りた金額を返せなくなった場合に契約時に立てた人が代わりに返すことで、保証人や連帯保証人が該当します。
保証人は催告の抗弁権や検索の抗弁権、分別の利益が認められますが、連帯保証人では適用されないため注意が必要です。催告の抗弁権は債務者がいきなり保証人に請求してきた場合に、先に債務者本人に請求するように求めることができます。検索の抗弁権は債務者に返せる能力があって請求が来た場合に断ることができ、分別の利益では保証人が複数いた時に人数で割った金額だけ支払えばそれ以上払わなくても良くなる仕組みです。
このため、連帯保証人は保証人よりも責任が重くなり、金融機関では基本的に連帯保証人の方を求めてきます。

具体的に保証人が必要な時

銀行の借入では保証人が必要です。

またビジネスローンでも高額となりますので、必要な場合があります。

また保証人とは違いますが、20歳以下の場合は親権者の同意が必要な場合もあります。

銀行のカードローンは保証人不要

一方銀行カードローンでは保証人不要です。その理由は保証会社が付いているからです。

担保ローンについて

銀行でもその他金融でも担保ローンがあります。有名な方法は不動産でしょう。他にも車や他の商品がありますが、不動産は土地や住宅物件など価格が高いものになりますので、多くの資産を多く持っていることが証明できます。

その為大口の借入には最適な担保となります。

不動産担保ローンのメリット

  • 多くの資金が借り入れできる(最大1,000万円)
  • 低金利(2.9~9.5%)
  • 長期に借入できる(最長35年)

このように無担保ローンと比較すると有利な点が多くなります。

不動産の条件について

不動産担保ローンは、金融機関によって担保になる不動産の種類が異なります。
不動産は本人が所有するものであることが第一条件で、一戸建て住宅やマンション、アパート、ビルなどの建物や土地があります。
担保にする不動産は抵当権を設定し、保証会社を抵当権者になるようにすることが必要です。基本的に、お金になりやすい不動産を担保に選び、返せなくなったら換価して返せるようにしないといけません。

担保にできないもの

換価性が低い物件

担保にできる不動産はただ単に家や土地などがあれば良いわけでなく、支払えない場合に換価できないものは対象外になります。
基本的に換価性が低い物件は築年数が古く再建築ができないものや過疎地や災害の恐れがある地域などで、その理由は買い手が見つからないためです。

利用上の制限がある物件

ローンの利用者が何らかの要因で返済ができなくなることもあり、この場合には担保にした不動産を競売にかけて買い手を探します。そのときに売れないと意味がなくなり、事前に状態を確かめてから申し込むことが大事です。

権利関係に問題のある物件

また、買戻特約や代物返済予約、仮差押などの登記があれば所有者が変わることもあり申込者本人のものではなく対象外になり、このような状態にならないようにする必要があります。

必要な手続きについて

不動産担保ローンを申し込むときは借入金額が多く、無担保ローンと比べて審査にかかる時間が長くなります。

審査にかかる時間

ノンバンク系は短く最短で3日間程度で、銀行は長くなり即日融資が厳しく時間に余裕を持って申し込むことが大事です。

ローンを申し込むときの費用

  • 事務手数料
  • 調査料
  • 収入印紙相当額
  • 登記費用
  • 振込手数料

事務手数料は融資額から差し引かれ、金融機関によって異なりますが2%程度です。

必要書類

お申し込みをするときにまず下記が必要です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明
  • 住民票
  • 担保にする不動産のローンの残高が確認できるもの

契約時には以下の3つのものが必要です。

  • 実印または印鑑登録証明書
  • 銀行届出印
  • 登記済権利証

使用用途は自由ですが、ローンを返せなくなると担保にする不動産を失うことになりますのでお気を付けください。その場合は、債権者側が競売にかけて競り落とされた代金を貸した金額や利息を回収するために使われます。
その為、不動産のローンは多くの資金が借入できますが、返済できる見込みがあることを確かめてから申し込むことが大事です。

担保ローンのメリット

担保ローンは低金利で高額の融資が可能になり、利息が少ないため総額を減らせることです。
また、返済が済むと担保を解除されるため、長期間のローンでも安心して申し込めます。
無担保のローンは金利が高くなり大口の融資を受けると返すべき金額も多く、金銭計画を立てることも苦労するものです。

デメリット

逆に、デメリットといえば不動産などを担保にすると調査や鑑定、登記などが必要で、時間や手数料が発生するため急に資金が必要な場合に対応できないなど制限があります。
住宅ローンの場合は融資を受けるまで最低でも2週間程度かかります。
担保ローンは借入額が高くなるため審査に時間がかかり、最低でも2週間以上は見ておくようにすることが求められます。

以上のように、担保ローンは借入額に応じて準備するものを決め、資金が必要な時期を確かめて間に合うように申し込むことが重要です。
急な出費が必要な場合は担保を準備する必要がないですが、借入可能額が少なくて金利が非常に高くなります。大口の融資を受ける時は必然的に借入期間が長くなり、収入の見込みがなくなると返せなくて担保を手放すことが必要です。手放した場合は日常生活に支障をきたすこともあり、このような状況にならないように資金計画を立てる必要があります。