どうしようもなくなった時の最終手段として自己破産がありますが、様々な弊害ありますので簡単にやるべきではないのです。その為自己破産を考える前に起こりうる弊害について説明させていただきます。

自己破産による弊害

まず自己破産とは債務整理の中の一つの方法です。借金の返済が困難な場合に裁判所に申し立てると法律上返済義務がなくなる方法です。
しかし、借金の返済義務がなくなってもその分厳しい生活制限があります。

金融機関からの借入

数年間は新たな借り入れが不可能で、クレジットカードや住宅ローンなども作れません。その理由はブラックリストとなるからです。これは信用情報機関では5年から10年は記録が残りますのでこの期間は借入ができません。
さらに記録が削除されても、利用した金融会社では社内ブラックとして残っていますので、新たに借入ができるとは限られません。

ちなみに当社ソフト闇金スターズではご融資可能ですが、例え闇金でも自己破産される方は信用がないとみなされますので、どこの闇金でも借りられるとは限られないのです。

財産処分

また、時価で20万円以上の価値がある財産も処分されます。これは自宅や自動車などのほか、解約返戻金が20万円以上の生命保険や学資保険も対象になります。

職業にも制限が掛かる

他にも、一部の職業や資格が制限されてしまいます。

• 弁護士や行政書士などの士業
• 公務員の委員長や委員
• 団体企業の役員
• 会社取締役等
• 貸金業者、質屋、旅行業、建設業を営む者など
• 生命保険募集人、警備員、調教師、騎手等

ただし、裁判所への申立後から免責決定が確定する迄です。最大でも6カ月ほどで復帰は可能です。
また資格が剥奪されることはありません。

その他、官報に掲載されますが、閲覧するためにはお金が掛かる為それほど気にする必要は無いかもしれません。

以上のように、自己破産は借金をなくせるというメリットはあるものの、生活において様々な制限があることを理解する必要があります。

自己破産は必ずできるものではない

また、自己破産は裁判所への申し立てても必ず認められるわけではありません。支払不能状態という条件や免責不許可事由があり事前に確認してから行うことが大事です。借金は無条件で免除されるわけでなく、返済金額が増えすぎて今後の収入の状況で返せない状況でなければ裁判所に認めてもらえないものです。

免責不許可事由とは

免責不許可事由とは法律上免責を認めていないものになります。これは破産法第２５２条第１項に定めておりますが、借金をする理由が趣味や賭博など浪費癖でなってしまった場合は一切認められておりません。
またFXや仮想通貨などの投資で失敗した場合も自己破産はできません。

ただし、弁護士に相談すると上記の場合でも自己破産が認められる場合も過去にはありますのでお考えの方はまずはご相談ください。

自己破産で人生が終わるようなことはない

自己破産は破産というワードが含まれていてマイナスのイメージがありますが、実際には新生活をスタートさせるきっかけになります。

自己破産のメリットは借金がなくなることで精神的なストレスから開放され、取り立ての電話がかかることや督促状が届くことも防げます。このため、今後の人生に対して前向きに考えられるようになり、借金をせずに生活するよう努力する習慣が付くものです。

最低限の生活は可能

また、家具や家電製品などは処分されないため、日常生活に支障をきたすことがなく暮らせることがメリットです。ローンやキャッシングは絶対に審査に通りませんが、7年経過すれば利用できるようになります。借金問題は債務整理をせずにそのまま放置すると解決する糸口がなく、そのまま利息分が増えてつらい思いをしないといけません。自己破産は所有する財産を没収されることや借り入れができないなど制限があるものの、借金の取り立てを防いでプレッシャーから開放されるなどメリットもあります。

このように、自己破産をすれば人生が終わるようなことはないため悲観する必要がなく、日常生活に制限があってもプラス思考で考えるようにすればやり直せるものです。

自己破産をするべき人

自己破産をするべき人は保有する財産が少なく、借金をせずに仕事をして稼いだ金額の範囲内で生活ができる方です。

手続きをする時は弁護士費用がかかりますが、ネガティブな方法ではないため今後の人生を変えるきっかけになるように考えると効果があります。

以上のように自己破産の弊害について書いてきましたが、自己破産せずに頑張って通常の生活を送りたい方はソフト闇金スターズをご活用ください。