お子様の進学を支える目的別ローンとして教育ローンがあります。当社ソフト闇金スターズのご利用者にも親御さんが多くいらっしゃいますので、教育ローンの審査や限度額などを今回は解説させていただきます。

教育ローンの仕組み

教育ローンの借主は保護者になります。この点が他のローンとの違いで、実際にサービスを受ける側でなくて親御さんが契約者となります。

借入方法は２つ

借入方法は必要な金額を一括で借りて、翌月から分割で返済開始する方法と、カードローンの様に必要な分だけ借入できる方法があります。

どこで借入できるのか？

教育ローンは公的なものと民間のものがあり、前者は日本政策金融公庫で後者は銀行系または信販系になります。基本的に日本政策金融公庫は金利が低いですが審査の基準は厳しく、逆に銀行系や信販系は審査が厳しくなくて金利が高くなる傾向があります。

また、銀行系と信販系の違いは金利と審査の基準になり、前者は金利が低いものの審査基準は高く後者はその逆になります。

使用目的

教育ローンの使用目的は学費だけではありません。

使用目的は

• 入学費
• 受験費用
• 住居費用
• 教材費
• 交通費
• 制服

以上に適用されます。

利息について

日本政策金融公庫の利息は年利1.95％と決められております。

民間の利息

一方民間では銀行などにもよりますが、年利0.9～10％ほどです。
また、利息は借入金額に応じて決められます。その為借入可能額や利息を比較して決める部分が大事です。

また、在学中は利息のみ返すことが可能です。

審査について

審査基準は年収と、他社借入額です。

また審査も国と民間では違いがあります。国の教育ローンでは扶養している子供の人数によって、年収が決められています。そして、借入額は基本的に350万円です。

民間の場合は安定した収入がある点ですが、アルバイトなどでは落ちる会社もあります。
そして借入額は年収分可能なところが多くなっています。

債務整理者は利用できない

また自己破産など債務整理をされた方は民間はおろか、日本政策金融公庫でも利用できにくくなっております。そのような時は当社にご相談いただければと思います。

融資までの流れ

そこで教育ローンの借り入れまでの流れを説明します。

ネットでお申し込みをすると1～3営業日で審査結果が届きます。通過された方は必要書類を送ります。

そして正式に契約できた方は入金される流れです。日数は平均的に１～2週間です。
ただし、銀行の教育ローンの場合当行の口座が必要ですので事前に開設しておきましょう。

注意点

教育ローンの申請は合格発表の後に申し込むと審査結果が出ない場合もあり、受験料を支払った段階でするよう心がけてください。
また、受験シーズンになると申込者が集中しやすくて審査に時間がかかりますので、学費が払えるように段取りを決める部分も大事です。
また、ローンは借入金額に利息を付けて返済する必要があり、高額融資を受けると1％でも総額が大きく変わりますのでご注意ください。
返済期間は保護者が収入の状況に応じて決めますが、子供が卒業後に就職してから返すようにすると負担する金額を減らせます。返済方法の決め方は家族で話し合って役割分担をすると資金計画を立てやすく、子供が志望校に入学して安心して学びやすくなる為効果的です。

追記

新制度で教育ローンは合格通知前でも使用できるようになりました。

奨学金との違い

教育ローンと似た感じのものに奨学金がありますが、どのような違いがあるのかも説明させていただきます。

奨学金とは

奨学金とは研究や修学を援助するものです。借主は学生本人ですので、その点がまず教育ローンとは違います。
そして、お金を借りる意味では同じですが、奨学金には給付型があります。給付型は返済義務がありませんのでそのままもらえることになります。
ただし条件は厳しく、成績、家庭の事情で審査されますので狭き門といった感じです。

貸与型

一方貸与型の奨学金は返済が必要になります。貸与型にも種類があり、第１種は無利息、第２種は利息も掛かります。

借入方法について

借り方は毎月定額で振り込まれます。貸与可能な月額は第一種が64000円で第二種は12万円までです。金額は国公立大学と私立大学に分かれ、自宅と自宅外通学によって変わってきます。教育ローンとは違い一括払いがないので注意しましょう。
また借入は入学後から始まりますので、入学金や受験料などには使用できません。

返済方法について

返済方法も違います。在学中に支払は発生せず卒業後に返済を開始する仕組みです。教育ローンでは翌月からすぐに返済義務が発生する点が違います。
また、返済期間は最長で20年間と教育ローンよりも長くなる場合があります。

利息について

奨学金は第二種で固定と見直しの2種類があり、利率が大きく異なります。利率は固定であれば0.27％になりますが、見直しになれば0.01％と極めて低いです。
一方で国の教育ローンは1.95％と高くなり、銀行系や信販系にするとさらに上がりますので奨学金の方が利息面ではメリットがあります。

奨学金の審査

奨学金を利用する場所も国と民間があります。公的なもので代表的なところは日本学生支援機構です。
民間では大学や企業があります。

そして、審査の基準は教育ローンよりも高くなります。

教育ローンを利用するメリット

教育ローンは奨学金のように審査が厳しくなく、借入可能額を増やせるメリットがあります。
また、収入の状況に応じて返済計画を立てることができます。
さらに、教育ローンは奨学金と違って収入が多くても利用でき、借入可能額が制限されない特徴もあります。

また奨学金を受けていても教育ローンもご利用いただけますので、足りない時はご活用ください。

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