金融のブラックリストとは何か

ブラックリスト自体の意味は皆様もご存じのことでしょう。クレーマーや犯罪に近い暴力をふるう顧客などは社内でブラックリストに入って情報共有していることでしょう。金融のブラックリストも同じ意味です。金融会社にとってのブラックと言えば返済を滞る方の事です。その為社内でブラックリストが存在するのですが、金融会社では信用情報機関でも登録され、全ての金融会社が与信をかけて融資できるか判断するのです。

信用情報機関とは

日本の信用情報機関には

• 全国銀行個人信用情報センター（KSC）
• 株式会社シーアイシー（CIC）
• 株式会社日本信用情報機構（JICC）

の３つが存在します。

全国銀行個人信用情報センター

銀行や信用金庫、信用組合が加盟している期間です。

株式会社シーアイシー

クレジットカード会社が加盟する期間です。

株式会社日本信用情報機構

消費者金融が中心となって加盟している期間です。

ブラックリストに入ってしまうとどうなるの？

これは単純に金融機関から融資を受けることができなくなります。

さらに

• 住宅や車のローンが組めなくなる
• クレジットカードの契約が出来ない
• スマホの分割が不可など

など生活に支障をきたしてしまうのです。

金融ブラックになっているか確認するには？

こうやって考えると金融ブラックは怖いと思うかもしれませんが、実はそんな簡単になるものではありません。それなりのことをしなければならないのです。

もし、あなたが「金融ブラックになっている？」と不安に思ったら、これから紹介する点を確認してみてください。

• クレジットカードや携帯料金を３ヶ月以上滞納している
• カードローンの支払い遅れをした
• 自己破産、任意整理、民事再生をした

これらのことをしていた場合はブラックリストに載っている可能性があります。

ただ、上記のことを見れば分かりますが、払うべきお金をしっかりと払っていればブラックになることはありません。

また、１度払い忘れても、後からすぐに払えば、そんな簡単にはなりません。ですので、もしなっているとしたらそれ相当の行為をしていると思って良いでしょう。

ブラックリストは消せるのか

以上の期間がありますので、ブラックリストに該当してしまえばクレジットカードやローンが利用できない状況になり、今後の生活が大きく制限されてしまいます。
このため、該当している状態であれば一刻でも早く外してもらいたいものですが、自分自身でブラックリストを消すことは不可能です。

消えるまでの期間について

解除されるには最後に残債を返済してから5年間経過する必要があます。
5年間はかなり長いため不安になりますが、自分自身で起こしたことだと割り切って無駄遣いをせずに生活をする必要があります。

ちなみに銀行のカードローン等銀行系で事故を行った方で、自己破産や個人再生をされた方はＫＳＣに残りますので10年まで伸びてしまいます。

消えるまでにすべきこと

ブラックリストに載った状態でも当社ソフト闇金スターズなど借入できる会社もありますが、良く調べて利用しないと、高金利の闇金もありますのでお気を付けください。

他の方法はあるのか

どうしても現金を作りたいと考えていればクレジットカードの現金化などが有名ですが、悪徳業者も存在するため、不用品があれば売ってお金にすると良いでしょう。
また、肉体的にはきついですが、副業などをするしかありません。

消えた後も過ちを繰り返さない

ブラックリストになる原因はローンやキャッシングなどで滞納を繰り返していた結果で、今後は同じ過ちを繰り返さないように責任を持って使うように心がける必要があります。
また、ブラックリストは消えてしまうとローンやキャッシングができますが、今後の収入の見込みを確かめてから申し込まないと返済できなくなるため注意が必要です。ブラックリストはただ単に消せば自由になるわけでなく、過去の失敗をしないようにどうすべきか良く考えないといけません。