個人間融資とは何か

個人間融資とは、SNS等を通じて金銭的に余裕がある方がお金に困っている方に貸付する仕組みです。Twitter、Instagram、LINE等で「個人間融資」や「お金貸します」などのキーワードや、ハッシュタグで検索すると、融資してくれる方が出てきます。
そして、ダイレクトメッセージを送って、合意すれば融資してくれます。

個人間融資の特徴

個人で行っていますので、明確な審査基準はありません。
このため、消費者金融で借入できない金融ブラックの方はもちろん、未成年者が利用していたりします。

個人間融資の注意点

個人間融資は個人同士でお金の貸し借りを行う行為ですので違法ではありませんが、何度も貸し借りをすると商売となり、貸金業の免許がなければ違法となります。つまりSNSで見ず知らずの方へ融資をする方は商売しか考えられませんので、違法行為を行う人物だということになります。その為、一見個人だと思いきや闇金が行っていることが多いのです。

悪さをたくらむ個人もいる

また闇金だけではありません。悪さをたくらむ犯罪者も潜んでいます。

高金利

個人間融資では法定利息で融資してくれるはずもなく、闇金の様に高利息です。
また、闇金以上に暴力的な取り立てをされるケースもあります。

詐欺を働く者

一方、融資の前に手数料を借り手に前払いをさせ、実際には融資をせずに音信不通になるケースもあります。

肉体関係を迫る者

次に、肉体関係を持つことを融資の条件にする『ひととき融資』もあります。この手法は行為の動画や写真を撮影され、それらに対して肉体関係や金銭を要求されるなど2次被害を受けることもあります。

個人情報を悪用する者

個人情報を闇金や詐欺業者に転売する者も存在します。

意図せずに加害者になる

また返済できなくなると銀行口座を売却するように指示され、その口座を振り込め詐欺に使われてしまい、犯罪者となってしまう恐れもあるのです。

LINE闇金に注意！

この個人間融資の種類でもLINEは特に注意すべきと言えるでしょう。

LINEはみなさんご存じのとおりスマホの無料通話アプリです。日本で９千万人もの方が利用されておりますので、老若男女被害に遭いやすいのです。

LINE闇金とは

LINE闇金はこのLINEの特性を利用して貸付する違法業者です。

LINEで営業する理由は固定電話が不要でアカウント停止になっても乗り換えやすく、警察にバレにくいためです。闇金業者とバレないように「個人間融資」というキーワードで募集を行っています。
そして、チャット機能や通話機能を用いて情報のやり取りを行い貸付を行います。

利用するとどうなってしまうのか

まず、法外な利息を要求してきます。ソフト闇金でも行っている業者もいるようですが、もっと高い利息です。

悪質な取り立てが行われる

きちんと返済すればそこまで問題がありませんが、返済できない場合は闇金のような嫌がらせが行われます。
まずはチャットや着信が頻繁に来ます。それでも連絡が取れないと、身分証明書や写真をばらまくなど脅迫され精神的に追い込まれます。

周りに迷惑がいく

さらにタイムラインの機能を使い、友人や家族まで取り立てを行います。

どのような被害があるのか？

LINE闇金では被害も出ているようです。

LINEの乗っ取り

申込する際にLINEに必要なメールアドレスやパスワードなど、通常では考えられない個人情報を審査として要求する業者も存在します。そうすると簡単にアカウントを乗っ取られてしまい、プライベートなトークの内容が流出したり、詐欺に利用される場合があります。

窃盗

また、銀行口座から返済後も引き落としが続いているという被害もあります。この為口座情報は決して教えないことです。
また、LINEPAY等金融サービスを利用していると悪用されますので、決して個人情報は教えないことです。

LINEをブロックしても無意味

LINE闇金を申し込む時に住所や電話番号を業者に教えている為、しつこい取り立てに嫌気が差してブロックしても無意味です。
さらに普段の様に面倒だからとブロックしてしまうと相手を怒らせてしまうだけですので、キチンと話し合いましょう。闇金は一般人とは違い簡単にあきらめません。

以上の様にLINE闇金はとても危険なので、手軽だからと言って利用しないでください。

このように個人間融資は危険がいっぱいですので、審査に不安がある方はソフト闇金スターズにご相談ください。