ネット上やSNS上で当日融資すると謳いながら振り込みがされない詐欺が流行っているようです。その手口が白ロム詐欺と呼ばれるものですので紹介したいと思います。
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白ロムとは何か
まず白ロムとはSIMカードが入っていないスマートフォンやガラケーの端末のことです。この白ロムは専門店で売買ができます。携帯ショップよりも安く購入できますので、最近高額であるスマートフォンの状況ではとてもニーズがある代物です。
SIMカードとは
SIMカードとは電話番号など個人情報が入っているチップです。その為白ロムが売っている中古携帯ショップで購入して、自分のSIMカードを装着すれば使用できるのです。
その他の種類
ちなみに黒ロムとはSIMカードが入っている通常のスマホです。
さらに
- 赤ロム:携帯端末の代金が未払いでロックが掛かっているスマホ
- 灰ロム:契約は解除されているが、電話番号が端末に残っているもの
白ロム詐欺とは
詐欺師は人気の白ロムをだまし取り中古販売業者で換金し、収益にするのです。この白ロム詐欺の仕組みは主に2パターンあります。
アルバイトの場合
「白ロムを契約して送ってもらうだけで1万円。簡単なバイトです」とアプローチされます。
しかし、実際に白ロムを送っても報酬は支払いされません。しかも携帯端末の代金、基本料金は支払いし続けなければなりません。
昔はグレーではありますが流行ったバイトでした。その当時は端末を0円で購入できましたし、すぐに解約することができました。
しかし現在はそのような携帯会社はありませんので、このように誘うバイトは詐欺です。
闇金の場合
闇金の場合は白ロムを送れば融資しますと言いながら、入金はされません。
闇金というよりも完全な詐欺師です。一見まともな金融業者の様なサイトで募集していますのでご注意ください。
特徴
審査が甘い点があります。実際に融資はしないので業者側には何のリスクもありませんので、確認する点は携帯電話が購入できる方であるかだけです。
現在のところ情報はありませんが、ソフト闇金にも潜んでいる可能性もありますのでご注意ください。
詐欺にあった場合の対処法はあるのか
まずは警察に相談することを考えますが、解決する可能性は極めて低いです。
弁護士で解決できるのか
弁護士や司法書士に相談しても、利用者は携帯電話の会社と契約していますので難しいでしょう。
また、詐欺師は偽の名前を使っているため実質上不可能です。
ただし、本当に支払いに困っているのであれば債務整理は可能です。
携帯会社に相談
債務整理をすると何かと支障ができますので、携帯会社に相談する方法が一番良いでしょう。
もちろん支払いがチャラにはなりませんが、支払い方法について相談に乗ってくれます。