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質屋の仕組み
質屋では利用者の品物を担保として預けると、査定金額を限度額としてお金を貸してくれます。このサービスを質預かりと言います。
審査について
また、審査はなくその場ですぐ現金渡ししてくれます。
ただし18歳以上(学生不可)の方となっております。
ご利用の流れ
審査はありませんが、身分証明書が必要となります。
また書類に連絡先や勤務先を記入して提出し、代わりに質札を渡されます。この質札と返済金額を用意すれば、預けて品物を返してくれるのです。
担保になる品物
ただし品物は何でもよい訳ではありません。ブランド品や貴金属、高価家電など価値が高いものになります。
つまり査定が付かない品物の場合、質預かりはできないのです。質屋に出す持ち物は店舗によって取り扱う種類が異なりますので、事前に確かめてから利用する必要があります。
返済期限
融資の期間は基本的に3ヶ月が原則になり、それまでに元金と利息を支払えば預けた持ち物を返してもらえます。
しかし、期限までに元金と利息を支払えないと持ち物は質屋のものになり第三者に転売されてしまいますが、取り戻せない代わりに借金を返す必要がなくなることが特徴です。このため、3ヶ月後に元金が支払えなくても持ち物を手放す代わりに利息の支払いを続ける必要がなく、いざというときに資金調達をすることができます。
いくら借り入れできるのか?
基本的に質屋では限度額はありません。融資額は一般的に買取価格の7割が相場となっております。
この為返済できないと、品物を売った場合より損することとなりますのでこの辺りも計算に入れて利用しましょう。
利息に付いて
質屋では貸金業者のように事務手数料や金銭消費貸借契約を交わす際に発生することもある印紙代はなく、利息も後払いで借入ができます。利息の相場は月3%程です。
またご利用金額によって変動するところが多くなっています。
質預かりは期限を延長できる
預かり期間は原則3ヶ月と期間が定められておりますが、予定どおりに収入が入らないなどの理由で元金と利息の支払いが完了できない場合は、利息分だけ支払うことで延長できます。
しかし、利息は日割り計算ではなく月単位になり、利用日に合わせて店舗の計算方法を確かめてから決めることが大事です。
利息の計算は満月計算と暦月計算の2つのシステムがあります。満月計算は契約日から1か月計算するのに対し、暦月計算は暦通り月をまたぐと2か月になります。
質屋は買取も行っています
質屋はお金を貸す質預かりだけでなく、そのまま買い取って現金と交換する買取もあります。リサイクルショップや買取専門店と同様に、持ち込んだ品物を査定し現金と交換する仕組みです。
また、質屋でも専門店やリサイクルショップよりも高く売れる可能性もあります。
大黒屋でも質預かりを行っている
質屋と言ったらさびれたお店というイメージでとても入りづらくなっておりますが、買取店で有名な大黒屋でも質預かりのサービスを行っています。大黒屋はどこにでもありますし、利息の低いと有名なお店ですので参考にするとよいでしょう。
以上のように、質屋を利用するときは質預かりと買取の2つのシステムがあり、状況に応じて最適な方法を選ぶと気軽に資金調達ができます。