すでに年収の3分の1一杯の借り入れをしている方は総量規制で消費者金融や街金から借りることが困難です。
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総量規制とは?
通常金融会社から借入には上限があります。基本的には年収の3割前後に限られるのです。
例えば年収が200万円の人物であれば、金融会社から60万円まで借入できます。原則それ以上は融資がおりません。
この為金融会社から大きな金額を借りる時は、収入証明書の提出が求められるケースがあります。一般的に50万円以上の融資を受ける時は、給与明細や源泉徴収票等収入が分かる書類を提出する必要があります。融資可能な人物であるかを確認する為です。この年収の3分の一迄という規制は、総量規制と呼ばれています。
2,006年から始まった
その頃は多くの債務者が返済できずに悩みを抱えていて、大きな問題になっていました。その状況を打開する為に、金融会社から借りられる金額も制限されるようになったのです。所謂借り過ぎを防ぐ為に、ルールが採用された形になります。
ただし収入と言っても、手に入った全てのお金が対象になる訳ではありません。基本的には給与所得等が対象になり、賭け事などで得たお金は年収の一部であるとは見なされないのです。しかも収入は安定している必要があります。
パチンコやネット副業等は収入に含まれない
入ってくるお金といっても、色々な種類があります。もちろんお勤め先で仕事した分は、給料として支払われる事になりますが、それ以外にもお金を得る方法はあるのです。
例えばパチンコ、スロットで稼いだお金です。大当たりが出た時には、お店の近くにある換金所で交換して、お金を受け取る事になるでしょう。
そうかと思えば宝くじもありますし、競馬や競艇で当たった時にもお金を稼ぐ事はできます。その他にも、インターネットの副業も含まれません。
総量規制の対象になるもの
- 所得給料
- 年金
- 不動産経営によって入ってきた家賃収入
- 事業所得
上述のパチンコやネット副業等は収入であるとは見なされません。例えパチンコの収入が安定していても、収入であるとは見なされないのです。
総量規制の対象になる収入は、給与や年金の他に、恩給などに限られます。パチンコや競馬などで得たお金は一時所得のような扱いになる為対象にはなりません。
ですから例えば、ある年に受け取った総額は300万円だったとします。その内の250万円は給与だったものの、残り50万円はパチンコや競馬だった時には、年収は250万円とみなされます。
そして総量規制によると、年収の3割までは借入できますから、その人物が借りられる上限金額は75万円となります。決して90万円ではありませんから注意が必要です。
残債は引き算して総量規制を算出する
ところで金融会社で申し込みしている方は、他社で借り入れている方もいます。残額が残っている時は、総量規制はその分を差し引く事になります。
上述の200万円の人物は、本来は金融会社から60万円まで借入できますが、60万円になるのは残債がゼロの時に限られるのです。ゼロでなければ、その分は引き算されます。
例えばある金融会社Aで申し込みをして、希望額は60万円だったとします。しかし審査が行われた結果、最大40万円融資までとなります。
なぜ40万円になるかというと、過去にB社で借りた事があって、借入残高が20万円になっている時は、その分を引き算する事になります。引き算した結果、上限額も40万円になる訳です。
限度枠ではない
ただし、あくまでも残債が対象になります。
例えばB社で17万円の枠があるカードを作っていたとしても、A社から借りられるのは43万円ではありません。B社で残債がゼロであれば、その分を引き算した60万円まで借りる事ができるのです。
このように融資商品の残債を差し引いた分だけになるのです。
しかし当社はソフト闇金ですので利息は高いですが、独自審査の為ご利用可能です。
ただし返済能力を判断させていただきますので、他社借入状況を正直にお話し下さい。
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